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portrait : Natural vol.1

2015/05/29

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自然体。それは一見シンプルだけど、とても難しい。

photo by うめさん

自分は常に自分であるという自覚はあるけれども、それが自然であるかと聞かれたら、どちらかというと意地を張った個性主張のように思えて、この身で立っている内側の感覚的には「ナチュラル」な響きよりもずっと力が入って硬いものを感じます。
それを解きほぐそうとすればするほど力は入るし、息を抜いても、その動きすら何かを主張しているような。
コスプレという役を貰う状況では、力の乗せどころがある程度のキャラ設定やイメージによって得られるから、あとはそこに向かって自分なりに道を作って向かえばいいけれど、素の自分を現す(と私は捉えている)私服ポートレートではこのレールがありません。
これは私の個人的な意見だけど、素の自分を見せるポトレでは極力自分のキャラクター性をフラットにしなければいけないと思っていました。プレーン、バニラ。とにかく素体を提示したほうがいいのではないかという考え。
というのも私はコスプレ以外のポートレート写真は、役を持たない人がカメラの前に立つという認識だったから、なるべく見た目も仕草もいつもと変わらないように、日常に紛れるようにって自分をコントロールしようとしていました。

そうして今回を含め何回かポトレをやってきたけれど、やっぱり違和感がまだあって。
それが何なのか今まで考えることがなかったのだけど、表現者としてレベルアップはしたいし、何より自分の中で少しでもモヤモヤの理由を明確にしておきたいと思ったので、今回うめさんに撮影していただいた写真を掲載するにあたり、ちょっと考えてみました。

その結果、なんでも自分自身を自分でどうにかしようとするからしっくりこないのでは、という結論に至りました。
自然体というイメージに対して、私はすでにフラットだとか飾らないというイメージを持ってしまっていて、気づかない間にその枠に自分を合わせようと力をかけてしまっていたのではないかということです。

じゃあ自然体ってなに?ってわけですが、それは「自分を預ける」ってことなんじゃないかなと思います。

人に委ねる。環境に委ねる。
誰かや何かに寄りかかる時、初めは誰だって緊張する。
強くぶつからないように、また自分の体を痛めないように。
そして寄りかかる先が壊れないだろうかと、五感で確かめる。
そうした後で身を任せる。
すると大抵の場合、私たちの身体は「自然」と支えられる。
「自然」に支えられて、それでいて合理的で理由もはっきりとした形が成立する。
次の瞬間崩れたとしても、崩れたその先の形もある意味で成立の形。
とどのつまり正解はなく、間違いもなく、言ってみれば全ては「結果」でした。

自分が他の人・モノに「自分を預けた」結果で、「自然体」(または素体)を残したいと思うポートレートでは「預ける」ことへの勇気を出すこと、そしてそれを捉えてくれたことで浮かんでくる結果(写真)を楽しむものなんだなと、改めて反省や考察をしてこの考えに行き着きました。
「自然体」とはイメージして追い求めたりするナチュラル感や雰囲気、ではなく、私にとっては「自分をどれだけ人に預けられたかの形」であると捉えたほうが解りやすく、臨みやすいな〜と。(ややこしい!w)

もっと広く言えば、本当なら日常という大きな枠の中にコスプレとか仕事の自分がいるわけで、カメラやコミュニケーションはそれぞれの場面の断片を自分以外の存在が切り取って観たもの、とも考えられるわけで。
そう思うと、ハナから「役を持たない〜カメラの前に立つ」って考え自体が自分自身が作り出した、ある種のレール(役)であるわけで、、、結構履き違えていたかなー、とも思ったり。

私は基本的に自分で考えたがりでやりたがりな質なので、頼るのが本当に下手くそです。
甘え下手というか、、、あと不透明・不明瞭な先行きに対して極度に不安を抱きます。
だから結構「自分が!自身が!」っていう毛色が強くて、それが根付いていたんだなぁと、この記事を書いていて思います。。。

ですがそんな自分に今回気がつけたのは本当にありがたいことで、自分もまだまだ変えていける部分があるし取り組んで行けることもあるんだなと、ちいさな自信や希望を心に持たせてくれた今回のうめさんとのポトレはいろいろな意味で感慨深いものでした。

あと、撮影のお話で「切り取る」という言葉をうめさんが仰っていたのをふと思い出し、その響きで私は自分の眼が「切り取りたい対象」ばかりを追っていて、そのものが存在している地(世界・背景)がどんなものかを見るのを忘れていることに気がつきました。
そして、その大きく広い地から「切り取りたいもの」を選んでいなかったなこと、そして本来ならばその瞬間(時間)や(空間)を選ぶこと、探すことにカメラを構える楽しさがあり、またそれによって得た写真(結果)に達成感や感動、嬉しさを覚えることを撮影をご一緒させていただくことで知りました。
レイヤーを始めた頃の、まだカメラのこともよく知らなかったときに友達と思考錯誤して写真を撮ってその一枚一枚にキャッキャッしていたあの感覚は、これだったのかなとも思います。

などなど、思い出せば出すほど、私はこのポトレ撮影の1日で勉強させていただいたことが本当にたくさんあって、もううめさんには感謝しかないのです!

うめさんの撮る写真に憧れて、またうめさんの書く言葉や考えに心を動かされ、だからいつか撮影を一緒にしたいという願いも湧いたわけなのですが、今回、それが実現できて本当に嬉しかったです。
自分のまだ知らない景色を見せてくださったこと、そして憧れのファインダーの中に捉えていただいたこと、そしてなにより楽しい1日を、どうもありがとうございました!!

多大なる感謝を込めて掲載させていただきます*



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Natural vol.2へ続く→

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